2017年05月24日

You used to say live and let live, byいなやん

ロジャー・ムーア死去

ああ・・・ついにこの日がきてしまった。
1962年に『007 ドクター・ノオ』が公開されてから55年が経過しているが、これまでボンド役の俳優はすべて存命だったのである。まさに“ボンドは不死身”を証明していたのだ。ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、そして、ダニエル・クレイグ。6人とも健在だったが、この中で一番高齢だったのはショーンではなく、実はロジャーである。

007シリーズは、もちろん原作とコネリーの魅力があって大傑作シリーズになったのは疑う余地もないが、しかしこのシリーズが半世紀を過ぎても続いているのは、むしろムーアの功績の方が大であったのではないか、と訴えたい。ロジャー・ムーアのボンドは、一言で言えば軽妙洒脱、カッコのよい身のこなし、紳士然として会話はウィットに富み、上品かつユーモアに溢れ、例えば女性を抱く時も、決してガツガツしない洗練さがあった(ショーンはがっつり、ジョージは見境なし)。
おいらが初めてみたボンドは、月曜ロードショーで放映された『ムーンレイカー』だった。解説は荻昌弘。今にして思えば、最初にムーンレイカーを見たってのが幸運だったと思う。ここまでハマるきっかけになった。まさにスペクタクル、まさに荒唐無稽、まさに大娯楽活劇。展開がスピーティーで次から次へと迫る危機、それを颯爽と乗り切り、ユーモアで返す。ボンドを助ける秘密兵器、ジョーズの再登場、未知との遭遇や荒野の七人、ロミオとジュリエットといった小ネタも満載。ジョン・バリーのサントラも最高だ。そしてこれが結構重要なのだが、ボンドは死なない。どんな危機に陥ってもボンドは切り抜けるという安心感。ムーンレイカーを見て一気に007シリーズの面白さに魅了された。

なので、確かにショーンのワイルドさや、ピアースのセンスの良さは本当に素晴らしいのだけれど、ロジャーのボンドこそが最高。そう思う。
ロジャー・ムーア死去の報に、万感の思いで、帰宅後『ムーンレイカー』を視聴したのであった。

posted by しろやん & いなやん at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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