2017年07月03日

「ヤマト、発進!」しました。byいなやん

ヤマトの話をしよう。
このブログの「映画」カテだが、ここ4年近くですかね、ほとんどヤマトの話題しか書いてないという驚愕の事実。それ以外はゴジラネタ。うーん、それはそれで問題だな。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第二章 発進篇』大好評公開中!

先月24日(土)から2週間限定(劇場により3週間)で公開されている第二章発進篇。折り返し地点を過ぎ、概ね高評価をいただけているらしく、いちファンとしてホッとしている今日この頃である。

当然のことながら、この10日間ヤマト三昧
劇場でももちろん見て、円盤も買って、劇場に行かない日は円盤を見まくった。そう、それこそオーバーでもなんでもなく、毎日見てる。加えて、比較のため、「さらヤマ」「ヤマト2」も見た。

劇場はいつものように新宿ピカデリー。
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いつものことだが、シアター内は見渡す限りのオヤジども。
自分もその分子の一であることは百も承知で、なおかつそんな自分を棚に上げて申し上げるのだが、どうしてこう、どいつもこいつも小汚い風体なのか。浅黒く覇気のない表情、でっぷりふくれた腹、首に下げるタオル。こいつらが映画を見ながらヤマトやアンドロメダに心を躍らせ、ヤマト愛を語っているのかと思うと、非常に複雑な心境になる。裏返せば、自分も誰かからそう見られている可能性は高いわけで、せめてひとつでも多く、そうでない要素を増やしていこうと心に決めるのである。

さて、その第二章発進篇だが、これがなかなか良かった。はっきり言って、感動した。
40年前の「ヤマト2」は正直、無理やり延ばしたような間延び感があったが、今回は多くの情報を詰め込みながら、テンポ良く、観ている方を飽きさせずにグイグイ引き込んでいく。映像と音楽に心動かされる、あっという間の90分。

国力増強の方針の元、軍備拡張路線へ突き進む地球政府、その裏にあるコスモリバースシステムがもたらした闇、宇宙の危機を伝えるテレサの声に耳を貸そうともしない軍部。打ちひしがれる古代。その背を見守る真田。これが今後につながる割と大事なシーンだと勝手に思っている。
「古代、俺はお前を実の弟のように思ってきた」 的な。
ヤマトが反逆までして発進せんとする理由の奥行きがより深く語られる。ヤマト発進阻止のための武装隊投入も現実的だ。加えて、第11番惑星の悲劇を単なる1話のみで終わらせず、時系列に即して挟み込んでいくのもいい。そもそも、他のヤマトの敵と違い、ガトランティスって「絶対悪」なんだよね。それは2202においても、せっかく地球人とガミラス人が仲良く共存している場を理由なく無慈悲に土足で踏み荒らしていくわけで、そこに波動砲を使用する意味を成立させていると勝手に解釈している。

発進までのシーケンスも涙もの。特に「注水、完了!」から真田⇒徳川⇒艦長(席)と流していくところまでこだわっているのがいい。オリジナルでのセリフをしっかりトレースしながら、発進シーンをしっかり表現してくれた。「フライホイール接続、点火」「ヤマト、発進!」は、身震いするぐらい感動的だ。
続けて、ヤマトとアンドロメダが対峙するシーンは何度見ても素晴らしい。アンドロメダ、本当に撃っちゃうし。こんなこともあろうかと、アステロイドリング大活躍。ヤマトと激突しすれ違うシーンは2199でのドメルと沖田のにらみ合いよろしく、意地と意地のぶつかり合い。しかし根負けするかのようにアンドロメダ山南艦長が表情を崩す。非常にいいシーンだと思う。ちょうど話数にすると第5話になるが、とにかく一連のアンドロメダの登場するシーンの数々の音楽が本当に素晴らしくカッコ良い。 宮川彬良氏と音響監督の吉田知弘氏、今回もいい仕事してくれてます。あまりに良すぎてその部分だけ何度もリピート再生。

第6話では第11番惑星での死闘が描かれる。永倉の脱出したロケットが発見されたのは、状況から見て冥王星と第11番惑星の間の小惑星群だと思われるが、ワープしてなぜあんな傷だらけになるのかよくわからんけど、そこは映画なので。あんなに都合よくピンポイントにヤマトが出てくるか、という突っ込みもわからんでもないけど、そこも映画なので。(恐らく永倉情報があったと思われ。)ヤマトが現れてから艦載機が発進して現況を確認する間に斉藤たちは殺されてるだろ!という突っ込みもしたいところだが、そこもホラ、映画なので。映画ってそんなモンですよ。突っ込むだけ野暮ってね。気になったのは空間騎兵隊の生き残りがほとんどいないってこと。これではテレザート降下作戦はできそうにないなぁ。

と、ザッと感想を並べてみたわけだが、とにかく良く出来ていると思う。
何といいますかね、作り手の心意気に感動するわけですよ。基本的に2202はそれ作品自体では感動しづらいのよね。それは見ている側がおよそストーリーがわかっているからであって、つまりストーリー自体に心動かされるというよりは、そのアレンジに驚嘆し、敬服し、感銘を受けるわけだ。そういう意味で非常に見応えがあり、それこそ第5話分までをひとくくりにして一作品としても十分に楽しめると思う。いや、楽しまなければ絶対に損だ。脳内美化された40年前の作品と比較して、あれこれ言うのはそれこそ難癖というものだろう。

そんなおいらが気になった点は1つだけ。波動砲口内に立つ古代の縮図が違ってるのではないか、ぐらいだな。あれは気になる。

それよりも、だ。
第2章の終わり、あのヤマト絶体絶命の終わり方。いや、生き残るのは当然なのだが、あのピンチをどう乗り切ったのか。そして予告。確かに大戦艦、ああやって見ると鰯のようだ。魚の骨の標本のようだ。でもあんなことやっちゃうの?第2章より次の第3章の方が2202オリジナルの要素が入っているようで、今からひたすら心配している。

第3章は10月14日公開予定だそうで、もう今から気が気でないのである。
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posted by しろやん & いなやん at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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